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S25C軟鉄丸棒
この状態から鍛造や研磨工程などを経て、アイアンヘッドの形状になっていきます。
精密鍛造後のヘッド材料
キャビティ内もきれいな地肌をもった状態になります。
通常の鍛造製品の組織
当社精密鍛造製品の組織
組織密度にバラツキがなく、一部の他社鍛造製品に比べ、均一に高密度で鍛造されています。
W.D.D. accurate forged
設定重量、設定寸法、素材密度。
3つの要素を可能な限り高い精度で実現させた、
三浦技研独自の軟鉄精密鍛造製法。
鉄は鍛えれば鍛えるほどいい材料になります。しかし、同じ鍛造型を使って何度たたいても、鉄の組織が締まっていくという変化はまったくありません。S25C軟鉄丸棒をヘッドの形に鍛造していく工程において、最後の仕上げ型を使った精密鍛造工程を行なうことで初めて密度の均一な、よい状態の材料と劇的に変化します。三浦技研の仕上げの鍛造はしっかり鉄を内部に向けて締めることを目的に、型が壊れないレベルのなるべく低い温度(800℃程度)で、鉄の組織が動くスピードに合わせた速度でしっかり鍛圧をかけます。こうすることで鉄の組織は密度が高く、均一でより安定した、滑らかで美しい地肌の状態になります。ある意味では、一次、二次鍛造は最後の精密鍛造型にしっかりはめ込むための準備工程だとも言えます。
しっかり鍛造されたヘッドは、そうでないヘッドと比べると、同じ体積でも密度の差から重量は重くなります。このことは研磨すれば顕著に差がわかります。しっかり鍛造されているヘッドはグラインダーで、組織が詰まっているため容易に重量は落ちますが、そうでないヘッドは同じ力をかけても思ったほど重量が落ちません。
そしてこの組織密度の高い精密鍛造の最大の特長は打感にあります。前述の組織が均一で安定した状態の材料は、バラツキのある材料に比べ振動が起きにくい特性があります。ヘッドがボールにぶつかるインパクトの瞬間、スポットでミートした場合、ヘッドのエネルギーはほとんどボールに伝達されエネルギーロスとなる振動はあまり起こりません。芯を喰ったインパクトで、手ごたえが無いのはこのためです。そしてしっかり鍛造されたヘッドは、スポットを外しても振動が発生しにくく、エネルギーロスが少ないため飛距離の落ち込みが少ない結果となります。スポットエリア(エネルギーロスの少ない)は形状によって大きくできますが、材料と製法の関係によっても大きくすることが可能なのです。私たちが軟鉄精密鍛造にこだわる理由がここにあります。
クラブになってしまえばこのような中身は見えません。しかしわたしたち三浦技研のヘッドには、よい道具にするためのこだわりがしっかり詰まっているのです。

このように高い素材密度と、設計寸法や設定重量に限りなく近い高精度でできあがった鍛造材料は、その後の研磨工程や完成製品のクオリティに大きく関係します。この時点で高レベルの精度を達成しているからこそ、製品のバラツキもなく、セット間の流れが揃った美しいヘッドへとなれるのです。
この精密鍛造製法こそ三浦技研が世界に誇る、W.D.D. accurate forgedなのです。