アマチュアモニターによるCB-1007の試打レポート(第一回)
堤 郁也 様 (兵庫県)
■モニター開始
届いたアイアンセット見た瞬間、ヘッドのデザインが格調高く、センスが良くて一目で気に入りました。構えた第一印象は非常にスッキリした顔で構えやすいのですが、反対に難しいのではと心配になりました。届いてすぐにラウンドがありましたのでぶっつけ本番の使用となりました。台風の影響で強風が吹く中、打感がダイレクトに伝わりアゲンストでも吹き上がることもなく強い球が打てるアイアンという印象を受けました。このアイアンの第1打目が、残り185Yを#4で1.5mにいきなりペタピンという驚きの結果でした。
■練習場にて
今まで三浦のアイアンも色々なモデル(CB-1006、SB-02、CB-2005、CB-1005)を使わせて頂きましたが、正直言ってどのモデルも難しく、アタリ所によって結果が大きく変わってしまうシビアな印象でした。
このCB-1007の構えた感じは、無駄な部分がなく、トップラインも薄く、非常に端正な顔つきで厳しいイメージがありますが、実際に球を打つと勝手にヘッドがターンし、しっかりと球を捕まえて、強い弾道で狙ったところへオートマチックに飛んでくれます。操作性もすこぶる良く練習していて楽しくなるアイアンです。ごく普通のキャビティアイアンなのにどうして大手メーカーのアイアンとこんなに打ちやすさが違うのか?何か特別の仕掛けがヘッド隠されているのか?はっきりとした理由は分りませんが、見た目とは逆の打ちやすいアイアンです。
■兵庫県オープン(三木GC)
8月に開催された兵庫県OPに早速投入しました。前半はドライバーのミスでつまずきましたが、後半は、アイアンの距離感も良くなり、最終決勝日に進むことが出来ました。これも、ラフから飛びすぎたり飛ばなかったりすることもなく距離が合ったことと、非常に抜けが良く、所々にあるティフトンのラフからでも上手く脱出出来たことが今回の結果につながったと思います。
■ホームコース合宿(JOYX GC)
夏休み3日間のホーム合宿で、新アイアンに慣れる絶好の機会となりました。色々な場面からショットを試してみてアイアンの特徴を掴みました。①ラフから抜けやすい②インパクト音が他メーカーのアイアンとは明らかに違う③マッスルバックのような弾道でアゲントにも負けない④打感と結果が一致する。⑤多少引っかかった、噛んだと思ってもそれなりに飛んでいくやさしさもあるアイアンだと感じました。
■インタークラブ予選(三日月CC)
個人競技と違って団体戦は大叩きしてはいけないというプレッシャーのかかる試合です。そんな中でも、このアイアンでハーフ3つのバーディーを獲ることが出来ました。緊張感の中で正確に距離と方向が合わないと中々バーディーは獲れません。その点、このアイアンは打った瞬間、ピンに絡んだということがわかるほどダイレクトな打感が特徴です。また、外してもいい場所、乗せてはいけない場所など狙った方向へ打つ必要がありますが、その意味でもコントロールしやすく、大きく曲がることがない方向性のいいアイアンです。
■最後に
CB-1007はキャビティーの優しさでマッスルバックの弾道と操作性を持つ、私にとって魔法のようなアイアンです。今まで数え切れない数のアイアンセットを取替えてきましたが、このCB-1007はモニターというよりも一生の相棒になりそうな予感がします。あまりにも素晴らしいアイアンなので、今まで使っていたT社製アイアンは処分してしまいました。
●Profile
○年齢:50才
○ハンデキャップ:JGA H.C. +0.3
○所属:JOYXゴルフ倶楽部
アオノゴルフコース
○クラブ競技:JOYXクラブ選手権4勝、
スクラッチ選手権5勝、理事長杯優勝
○対外競技:2002 JGTOアイフルカップトーナメント3thアマ、
2003 関西オープン出場、
2011 関西インタークラブ西地区ベストグロス賞
垣上 正一 様 (埼玉県)
私とCB-1007の出会いは全く偶然でした。私の今年のラウンド結果は、昨年に比べかなり低空飛行となってしまい、自分のスキル不足は棚に上げて、6月頃からドライバーとアイアンの入れ替えを検討していました。
各メーカーのHPで情報収集をしている時に、三浦技研の「求む挑戦者!」というキャッチのCB-1007モニター募集を見て、まず当選なんてしないだろうけど、こんな美しいアイアンを使えるといいだろうなと思い何気にエントリーしたところ、7月上旬に予想だにもしない当選連絡をメールでいただきました。
その後、モニター統括の責任者の方とのとても丁寧な打ち合わせを経て、私の希望通りのスペックでCB-1007を組み上げていただき、8月上旬に手元に届けられました。
私はこれまでCB-1003、2005等三浦技研のアイアンを数モデル使ったことがありますが、届けられたCB-1007の梱包をワクワクしながら解き、そのヘッドを見た瞬間、余りの美しさに思わずうっとりとしてしまいました。私は、自分が少し背伸びをすれば使える範囲で、アイアンは二枚目じゃなきゃと思っていますが、このCB-1007は正に理想的な顔付きをしていました。
新しいアイアンを入手した場合、私は先ず#8を最初に打ち、その後#6を打つのですが、初めてCB-1007の#8をレンジで打った時、その何とも言えぬ打感と突き抜けるような弾道に、心底、感激してしまいました。
正直なところ、ネットの書き込みや実際に届いたヘッドサイズを見て、手強い奴かも?と思っていたのですが、最初の一振りでこれは絶対に使いこなさなければ、と肝に銘じた次第です。
8月の月例会でコースデビューとなり、今日(9月9日)まで6ラウンド使いました。
コースで使っても、その打感の良さと好みの弾道に、私の心はガッチリ掴まれたのですが、何よりも特筆すべきことは番手間の縦の距離精度が極めて高かったことです。これまでアイアンは何十種類も使ってきましたが、CB-1007程の精度の高いアイアンに巡り合ったことはありませんでした。今更ながらですが、三浦技研の製作されたヘッドの精度とアセンブリー技術にはゴルファーとして素直に頭が下がります。
今夏のゴルフ合宿では、初めて2日連続でハーフですが2オーバーと1オーバーを出すことが出来、その後のラウンドでも大崩れすることはありませんでした。
ただ、まだまだ使いこなすには修業が必要だと思いますが、このCB-1007は使い手を練習好きにするアイアンだと思います。
お陰様で私は本当に良い相棒に巡り合わせていただいたと思っています。このご縁、大切にさせていただきます。
●Profile
○年齢:54才
○ハンデキャップ:コースH.C. 12
○所属:北武蔵カントリークラブ
○クラブ競技:理事長杯8位
クラブチャンピオンシップ ベスト16
竹谷 伸光 様 (青森県)
CB-1007は好きなデザインでかっこいいなと思いました。すっきりとしてスマートで、最近の三浦技研のデザイン力には注目していますし、以前MB-5003を使用していたこともあり、このアイアンも使ってみたいと思いました。
ヘッドは、グースの度合いがごく少なく、ヘッドサイズもMB-5003と比較してわずかに大きい程度なのでマッスルバックアイアンにかなり近い印象を受けました。
しかし見た目の印象とは違い、マッスルバックよりはるかに易しいクラブです。上がり易くふわっと降りてくる、そして距離も出ている、そんな感じです。これまでに使用したアイアンに比べて、最高到達点付近からの滞空時間が長かったことがすごく印象的でした。
そんな打ちやすいセットの中でも特に秀逸なのが4番アイアンです。5番と変わらない打ちやすさ(他社との比較)でキャリーの距離差がしっかり出るので、この4番があるならユーティリティは必要ありません。
●Profile
○年齢:34才
○ハンデキャップ:コースH.C. 5
○所属:夏泊ゴルフリンクス
江幡 潤一 様 (福島県)
CB-1007を打ってみて感じた事は、このアイアンは見た目のシャープでタイトな印象よりボールが捉えやすく、ボールも上がりやすいクラブだと思います。
ですが、ミスの許容範囲が広いクラブというよりボールへのしっかりしたアジャストをしやすいクラブだと感じました。
その要因として#4~PWまでの形状の流れが非常に美しく、セットアップするにあたってどんなライからでも理想のコンタクトがイメージできて、ナイスショットに結びつくからです。
今までアイアンは三浦技研のMB-5002、CB-1006と使用してきました。
CB-1007にチェンジするにあたって、見た目からは抵抗なく使用できる形状でした。
マッスルバックの様なシャープな形でグースもきつくないもにもかかわらずボールが捉えやすくなっていると思いますが、楽過ぎて技術の向上を妨げる事なくクラブによって技術の向上をさせてもらえそうなクラブです。
●Profile
○年齢:43才
○ハンデキャップ:JGA H.C. 8.5
○所属:グリーンアカデミーカントリークラブ
柳澤 剛 様 (東京都)
この度はCB-1007のモニターに選んで頂き有難うございました。
三浦技研のアイアンは2006年からCB-1006を使用しており、CB-1007のモニタークラブを作成していただく際に、ライ角・レングス・バランス等を同じスペックにして頂いたので最初から違和感なく使うことが出来ました。
練習場やラウンドでのCB-1006対比を書かせてもらいます。
まず構えた時の見た目は非常に良く似ていましたが、若干コンパクトに感じました。打った打感は三浦のアイアンらしく非常に良く、芯で打てた時には惚れ惚れします。球質はCB-1006同様に強くて重く、風に強い感じがし、ヘッドはつかまりが良くなって球が上がりやすくなったように感じました。
一番強く違いを感じたのはミスはミスとして結果に現われるのですが、ラフからのショットのミスの許容範囲が少し広がったように感じました。
これからオンシーズンになるので、さらに使い込んで報告させていただきます。
●Profile
○年齢:44才
○ハンデキャップ:コースH.C. 13
○所属:エヴァンタイユゴルフクラブ